2018年1月27日土曜日

雑感:正直仮想通貨の投資は「ない」

はじめに:本記事はあくまでも筆者個人の所感という名の独り言です。

「仮想通貨で有り金全部溶かす人の顔が見たいー、あびゃー」
「かーっ!見せてやりてぇよマジ、仮想通貨で有り金全部溶かす人の顔ってのをさァ」


ダイナミック不謹慎失礼しました。

えー、ビットコイン暴落のニュースに続いてコインチェックのハッキング被害と仮想通貨界隈も大騒ぎですね。
今回の大暴落、並びにハッキング被害で大損害を出された方、ご愁傷様です。

まあ、正直今回の一連のニュースもそうなんですが改めて確信したのがタイトルの通り仮想通貨の投資は正直「ないわ」ということを確信することになりました。

理由はただ一点

・投資するものに対してそれを裏付ける「資産」もその「価値」も本質的にない

結論だけ言えば上記の通り、いわば「ないもの」に対して投資をしているから仮想通貨への投資は「ない」といえる。株式や債券や金・プラチナは分かる。

金・プラチナはそれ自体に価値があるので言わずもがな。株式や債券は発行体の信用(株式ならその会社の事業やブランドやその儲けなど)という価値に裏付けがされているという点で投資対象としてもわかる。(あくまでもこれは筆者独自の解釈、正直その方面の専門家からフルボッコにされかねない解釈だが)

一方の仮想通貨は裏付け資産も何をもってその価値を担保するのかも一切わからない。

結局「ないもの」に対してむやみやたらに資金をつぎ込みその結果として価格だけが上がる有様である。
他にもFXのような信託保全のサービスもなく、トラブル発生時の顧客の資産を守る仕組みもないというのもその一つ。

採掘(マイニング)も筆者個人としては正直割に合わない。
電気代を無駄に消耗するだけだしグラフィックボードの寿命も縮めるだけ。マイニング専用と割り切って使うならともかくゲームもやりつつその片手間で…、という場合は正直割の合うものではない。

後は支払い手段としても現状はまだ使い勝手がいいとは正直言えない。
筆者も僅かながらbitflyerでちょいちょい買い付けをしていて貯まったビットコインを買い物で使おうとしたものの結局断念したことがある。
実際の買い物で使えるところの一つとしてはビックカメラがあるが、あるとき台所の蛍光灯が切れたので買いに行ったついでにその支払いをビットコインで…と思ったら

「ビットコインでの支払いの場合免税レジのみでの会計となります」

という有様で結局泣く泣くクレジットカードでの通常支払いとなった。

結局投資対象としても正直「ない」し支払い手段としても使えないという有様、筆者の場合は結局のところクレジットヒストリーの形成のためのみになっているというのが現状だ。(bitflyerの場合はクレジットカードによる定期買い付けのサービスもある、筆者はここであまり使ってないクレジットカードで月1回の定期買い付け設定をしておりその買付分の引き落としがされるだけ、専ら筆者の信用情報にクレジットカードの支払いがなされてるという「$」マークが淡々とついて行くだけ)→※2018年3月9日でbitflyerはクレジットカードでの入出金と定期買い付けサービスを中止しています

まあ、後はそのビットコインがある程度たまったタイミングで都度都度現金化で引き出すくらいですがその引き出しをしたほぼ直後に大暴落が起こっているのである意味悪運が強いとも言えなくもないですが。(貯まったといっても買い付けペースが月1000円の最小額かつ引き出しの際に手数料とかをぼったくりレベルで取られるので実質ハナクソ程度の金額にしかなりませんがね)

結局ですがやはりインデックスファンドの積立買い付けとかETFとか手堅い会社の株式で細々地道に行くのがベストですね、買い付けた株式の配当金もありがたいものです。始めたばかりのころは年間でも買える物がうまい棒程度しかなかったのが買い付けを細々続けた結果気が付けば毎月ハーゲンダッツが1個買えるレベルの金額まで育ってきました。ありがたやありがたや。

というわけでここ最近の仮想通貨の騒動を見て思ったことをつらつら書きました。

教訓

投資の際によくわからん物に無暗にカネを突っ込むな、以上。

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