2016年10月29日土曜日

Advent Calendar作りました

2016年も終わりが近いので自作PC業界人としても今年の総括もかねてAdvent Calendar作りました。

参加者鋭意募集中です。

皆さん自作PCネタやPCパーツにまつわるネタでどんどん応募してください

↓ ↓ ↓

http://qiita.com/advent-calendar/2016/build-pc-diy

2016年10月13日木曜日

駄文:Amazonプライム申し込んだら人生が捗った話

今の部屋に引っ越して間もなく1年間

正直、引っ越したい('A`)

引っ越し前に安いのとフィーリングで即決してしまったのもありいざ実際に引っ越してから感じたのがこの通り


うん、まさにこの通り。

・地味に日当たりが悪い&ぼろい(夏場はカビが生える)
・駅が地味に遠い(徒歩15分)
・おまけに電車は各駅停車しか止まらない
・小さい食料品スーパーしかないうえに品ぞろえが悪いので買い物も不便

で、買い物周りで一つ考え付いたのがこれ

「そうだ、Amazonプライム登録しよう」

筆者自身今までもKindleとか食料品なんかでしばしば使ってたのでこれを機にAmazonプライム登録

所感

実際、捗る

特に筆者が重宝しているのがAmazonパントリー

食料品、日用品をまとめて買うことができるスグレモノ。

実際筆者も自炊用の食糧以外の食品や日用品は大抵パントリーでまとめて発注している。


注文した商品はこんな感じの箱で届く。


で、中身はこんな感じ。パントリーそのものは注文時は商品の大きさや重量で箱を占める割合が変わる。(小さいものや軽いものほど割合は小さく大きいものや重いものほど一つ当たりの割合が大きくなるので買い物の際はそこに注意、後はパントリー手数料は1箱290円かかるので極力100%に近い数字に合わせて注文しよう)

後はお急ぎ便や日時指定便も使えるので小売業の店舗勤務という仕事が忙しい&休日がイレギュラーな筆者にとってはこれも非常に助かるサービスである。

あとはAmazonプライムビデオで映画やアニメ、TV番組なんかも見放題なのもありがたい。
(たぶんTSU**YAとか〇オなんかに行く必要もなくなる)

ぶっちゃけ

年会費3900円で食料品と日用品のまとめ買いができて、かつ配送の日時指定や速達注文もできて、おまけにレンタルしなくても映画やTV番組もすぐに見れるというのは正直筆者としてはコストパフォーマンスが良すぎるといっても過言ではないです。

と、Amazonプライム登録したらいろいろ捗ったという駄文です。

出来れば今の部屋引っ越したい('A`)

あとついでに今欲しいもの一覧もあげときます。

2016年9月24日土曜日

ノートPCのHDDもSSDに換装して爆速化

以前のメインマシンの改装で余ったSSDを持て余していたので当初は買取りに出そうと考えていたが一つ思いついたことがある。

持ち出し用のウルトラブックのシステムドライブのSSD換装である。

ちなみに筆者が使ってるウルトラブックはAspire S3-391-F54D


スペックは以下の通り
・CPU: Core i5-3317U(1.7GHz)
・メモリ: DDR3-1600 4GB
・ストレージ: 500GB(HDD)+20GB(mSATA SSD)※

※mSATA SSDはスリープモード用の領域のため通常のドライブとして使えない

で、今回は以前のメイン機の改修で使い終わった東芝のSSDに組み替えるという内容



SSDとPC本体以外で必要なもの(主にハードウェア)

・SATA/USB変換アダプタ(主に「裸族シリーズ」など)
※例としてはこういうの↓


・HDDケース※推奨
データ移行だけではなくデータ移行後のHDDを外付けHDD化させたりなど使い道としてはこっちの方がベスト
今回筆者が使っているのはこれ↓


・エアダスター
必ずしも必須ではないがマシン内部のクリーニングであるとよい。意外とCPUクーラーの冷却ファンは埃が詰まってる。



作業手順

1.リカバリーメディアの作成
2.データ移行ソフトによるクローン化
3.HDDの取り外しとSSDの交換
4.動作確認、問題なければここで終わり。何かトラブルがあった場合はリカバリー

1のリカバリーメディア作成は今回は割愛。必須というわけではないが万が一以降失敗の際に備えて作っておこう。

2.データ移行ソフトによるクローン化。

あらかじめSSDをHDDケースに格納し接続



当初はメインマシンのAcronis Trueimageを使うことを検討していたもののいちいちHDDを引っこ抜いたりメインマシンに配線したりというのは正直言って面倒だったので今回はそのまま、EaseUS Todo Backupを利用。有償版もあるが単にストレージの中身をクローン化させるだけであれば無償版で充分。

基本的には画面の指示に従うだけでよい。


画面右上の「クローン」をクリックして開始。


「ソース」(移行元のHDD)を指定する。作業には確実を期すためにもCドライブだけではなく物理ディスクは全て指定。HDD0にチェックを入れ、すべてのパーティションが選択されていることを確認する。


ターゲットディスク(移行先のSSD)を指定する、ここでもソースディスクの選択と同じく物理ディスクの選択でチェックを入れる。また、今回は移行元HDDよりもサイズの小さいSSDへの移行となるため、「SSDに最適化」に必ずチェックを入れておこう。



あとは「実行」→「OK」をクリックすると開始される。



クローン化自体はおおよそ2時間半ほどかかった。「完了」をクリックしてそのまま終わり。後はSSDに入れ替えるだけ。

そして本丸

HDDとSSDの入れ替え


本体を裏返し、裏蓋を固定するネジ12本をすべて外す、また真ん中の保証シールははがすことになるので実質メーカー保証は放棄する形になる。


左上がHDD、そしてその下にあるのがmSATA SSD。


HDDの固定ネジは上側に黒いネジが1本だけ。あとは周囲の固定用の粘着テープを剝がすだけで取れる。ただ、この時に周囲の配線を切ったり傷つけたりしないことだ。HDDはアルミシャーシに取り付けられているので同じくネジを外してシャーシから取り出し同じ要領でSSDをセットして逆の手順を行えばそれで完了。(SSDセットしたとこの写真撮り損ねた…)
また、SSDの場合は7mm厚が多く2.5インチベイが9㎜厚さだった場合は別途9mm変換用のスペーサーが必須となる。が、今回のHDDはもともと7mm厚だったのでケースを買えるような必要もなかった。

後は起動確認、幸いにも問題なくWindowsが立ち上がりシステムドライブもCドライブとして認識されたので無事完了といえる。

もし起動が上手くいかなかったりエラーが発生した場合はリカバリーを行おう。


SSD換装結果

今までの動作のもたつきが嘘のように早い(実測値:HDD時代はデスクトップ常駐ソフトが完全に動くまででも4分近くかかったものがSSD換装で1分半までに短縮)
今回の改修で出先でノートPCを使う場合でも一気にストレスなく使えるレベルまで引きあがったのは本当に良い。


今度はこちらが外付けになる模様

これでSSDも持て余さずかつノートPCの超高速化にも成功したのでQOLがさらに上がったのであった。

2016年9月22日木曜日

雑記: bash on Ubuntu on Windowsを入れてみた

まあ表題の通りである。

Win10 Anniversary Updateも適用したので入れてみただけ。


手順といってもいたって簡単。以下のサイトにあるのでこの記事出は割愛

Windowsの中でLinuxが動く、bash on Ubuntu on Windowsを使い始める:ITpro 

まあとりあえず入れてみただけなのでこれからやろうとすれば今思いつくのはせいぜいSSHログインの設定やLAMP検証みたいなWebインフラ回りをちょこちょこ勉強用にやってみるくらい。

一先ずこれまでのようなHyper-VやVMwareなんかで仮想マシンを展開してLinux入れて…と猛烈にめんどくさいことをしなくても簡単にLAMP構築やLinux周りの検証なんかのハードルは一気に下がりそうなので面白そうである。

というのが筆者の所感

2016年9月16日金曜日

検証!GTX1080の実力とAXP-100の冷却力!

前回までの作業

ようやくCPUクーラーとストレージの交換、グラボの追加まで無事終わり、近代化改修も完了したが、今回の改修で何がどう変化したのか。そこで今回はベンチマークスコアによる実力検証だ。

~今回の改修内容~
【ストレージ】東芝「HDTS325XZSTA」(256GB)→Crucial「CT480BX200SSD1」(480GB)
【グラボ】MSI N780GTX Twin Frozr 4S OC GeForce GTX780→(MSI GTX 980TI GAMING 6G)→MSI GeForce GTX 1080 GAMING X 8G
【CPUクーラー】intel純正リテールクーラー→Thermalright AXP-100 MUSCLE

総合力

まずはPCMARK8による総合力のスコア比較。筆者の用途・環境を鑑みて「Home Accelerated」を採用した。
CPUやメモリの変化はなく、実質的にグラボのみが大きく変わったので写真編集や動画エンコードのテストでの差が付いた結果となった。GTX980Tiとは実質誤差程度のレベルだがそれでもGTX780とは1000近い差のスコア差を付けている。

グラフィック処理能力

続いて3DMARKによるグラフィック処理のスコア比較。DirectX11世代でもこちらはいずれも大きな差が表れた。

GTX980Tiとも2000スコア以上、そしてGTX780に至っては2倍近くのスコア差を付けての1080の圧勝だ。ただマザーボードやメインメモリの速度により流石のGTX1080も決定的なレベルのパワーが発揮できてないというのが少々残念なところだ。現行世代のDDR4メモリとマザーならまた面白い結果になったのかもしれないが、Haswell世代マザーでも十分すぎるパワーといえなくもない。

AXP-100の驚きの冷却力

続いてCPUクーラーの冷却力、今度はMSI Command Center、AfterburnerによりCPUとGPUの温度変化をチェックする。


Before

リテールクーラー時代はアイドル時ですらも80℃以上、ブラウザで複数タブを一度に開いたりゲームを少しでもしようものなら90℃以上になるのが当たり前の環境だった。よく熱暴走で落ちなかったものだとある意味感心する。


After

リテールクーラー時代では考えられなかったレベルの冷却能力。アイドル時ならほぼ50度前後、2時間ほど「Forza Mortorsport 6:APEX」などのようなフレーム処理の重いゲームをプレーしても70℃を越えるかどうかという冷え具合だ。


加えてグラボもまたForzaのような高負荷のゲームをプレーした後でも60度を越える程度。加えてグラボのみファンの回転音が高負荷処理が続くと少々耳につくもののそれでも温度が下がるとファンが停止する。

そしてAXP-100 Muscleを使って感激したことは冷えることよりも何よりも

静かであること

リテールクーラーのような風きり音が当たり前の環境で使ってた手前でもあるので今回のCPUクーラーは選んで大正解だったといえる。

ストレージの増強とグラボの交換、CPUクーラーの交換とメンテナンスだけでHaswell世代でもまだまだ現役として向こう数か年は余裕でやっていけるレベルだ。


2016年9月11日日曜日

自宅PCの改修(後編:システム移行とグラボ追加)

前回の作業から続いて組み直しと再配線まで完了

残すは新SSDに対するシステム移行とグラフィックボードの差し替えのみだ。

まずは今回お役御免となったSSDの最後の仕事、新SSDに対するシステム移行


初稼働からおよそ2年半、FPSゲームのインストールですっかり空きが無くなったのでこちらの東芝の256GBのSSD(QSeries Pro)はおさらばとなり、新たにCrucialの480GB(BX200 Series)に交換。

Crucial BX200


ちなみに組み立てた当時ではまだ256GBでも2万円近くはしたものだったが現在ではGB当たりの単価が下がったことに合わせてTLC NANDの品質も大幅に向上したこともあり大容量化のいいタイミングだ。
(※といってもQSeries Pro自体が高品質高耐久ではあるがその分価格も高いMLC NANDなので一概には比較もできない)

システム移行については今回はストレージの交換のみでマザーやCPUの交換といった大幅にシステム構成が変わる(=OSのライセンスが失効して再認証手続きが面倒になる)ものではないためシステム移行作業もクローン化のみで済む。


まずはいったん旧システムからOSを起動する。この時にシステム移行を確実に行うことと予期せぬトラブルを避けるために、接続するストレージはシステムの入っている旧SSDと移行先の新SSDのみにし、それ以外の光学ドライブやHDD等のストレージは電源を含めてすべて外しておくこと。

が、起動しない

電源ランプのLEDは点灯するもののほかは一切のダンマリ。再度配線を外しで原因の切り分け、マザーボードの物損といった最悪の事態を覚悟したものの、幸いにもフロントパネルコネクタの配線ミス(単に正極と負極のピンヘッダの差し間違いであった。この時にようやく+、-の印刷がないピンヘッダは▲印の刻印があるものが正極であることも初めて知った)


気を取り直して配線をし直し、無事UEFIで起動を確認。


ここから移行作業。
Crucial製のSSDにはAcronis True Image 2015のライセンスキーが付属しており専用サイトからダウンロードを行い、ライセンスキーを入力するとそのままアクティベーションされる。


新SSDに対するシステム移行はディスクのクローン作成という形で実施する。小難しい操作が要求されるといったことはなく、ウィザードの指示に従うだけでよい。全てソフト側で自動的に設定を行うこともできるのだが、今回は作業に確実を期すためにも今回は全て手動で行う



今回は旧SSDと新SSDのみ接続のためソースディスクの旧SSDとターゲットディスク(=移行先)の新SSDのみが見えている。


今回はさらに容量の大きい480GBへシステムドライブを移行しさらに大容量化させるため「移行先に合わせる」を選ぶ。


が…、まれにOS側で勝手にリカバリー領域が作成されCドライブのパーティションがそのままということもある。これはディスク管理でも操作できないのでコマンドプロンプトからdiskpartコマンドで強制的に削除する他ない。


ウィザードが完了すると再起動を促されるので、このまま再起動を選択するとあとはシステム移行が始まる。


今回はSSD同士でかつ256GB程度なので1時間ほどで完了。クローン化が終われば勝手にシャットダウンされる。


シャットダウン後に旧SSDは直ぐに取り外し、新SSDからOSが起動するようにしておく。
UEFIでも起動ドライブが新SSDになっていることを確認。


移行後にCドライブの拡張作業。回復パーティションはディスク管理ツールからは削除できないため、コマンドラインからdiskpartを起動して削除する。

操作の流れは、コマンドプロンプト起動→diskpartコマンドでdiskpart起動→「list disk」→「select disk (操作するディスクのディスク番号、)」→「list partition」でパーティション一覧を表示し、「Type」欄が「回復」と表示されているパーティションのパーティション番号を確認する。→「select partition (回復パーティションのパーティション番号)」→「delete partition override」で削除。

実際のコマンドラインは以下の通り

Microsoft Windows [Version 10.0.10586]
(c) 2015 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\WINDOWS\system32>diskpart

Microsoft DiskPart バージョン 10.0.10586

Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
コンピューター: *******

DISKPART> list disk

  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン           447 GB      0 B

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> list partition

  Partition ###  Type                Size     Offset
  -------------  ------------------  -------  -------
  Partition 1    プライマリ              350 MB  1024 KB
  Partition 2    プライマリ              238 GB   351 MB
  Partition 3    回復                 208 GB   238 GB

DISKPART> select partition 3

パーティション 3 が選択されました。

DISKPART> delete partition override

DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。

DISKPART>



回復パーティションが無事削除され、「未割り当て」となっている。これでCドライブが拡張できるのでCドライブを選択し、「ボリュームの拡張」を選ぶ。


単純にCドライブを拡張するだけなので最大ディスク領域まで設定されていることを確認して進むだけで良い。


「完了」でウィザードを閉じ、再度ディスクの管理に戻る。無事Cドライブの拡張も完了。最後は残りのストレージの再接続とグラボの接続だ。

GeForce GTX1080 MSI

ついに買って以来封印されたままのGTX1080が解放された瞬間。PascalコアのパワーとMSI Twin Frozr VIがさらにワクワクさせる。

MSI GTX1080 Elite130

今回のElite130のような小型ケースでの場合は、980Tiの時にグラボの補助電源ピンとバックプレートがケースの5インチベイと干渉してしまい、グラボを無理やりねじ込んでいたので当初懸念していた5インチベイ干渉問題は光学ドライブの簡易取り付けクリップを取り外してネジ留めにしたことで無事回避。ただそれでもMini-ITXケースで取り付けには一苦労ではあったが。


グラボの取り付けをもってようやく完了。全作業が終了した時には既に日付をまたいでいた。

次回は改修後の新グラボによる実力検証リポートだ。

2016年9月9日金曜日

自宅PCの改修(前編:PCの大掃除とCPUクーラー&SSD換装)

今更ながらようやく2年半前に組んだマシンの掃除と改装を行った。

ちなみに組み立てた当時のスペックは以下の通り。

CPU Core i7-4771 4コア8スレッド(3.5GHz) Haswell
マザーボード MSI Z87I GAMING AC(Intel Z87チップセット)*1
メモリ 16GB (DDR3-1600)PC3 -12800 8GB×2
グラフィックボード MSI N780GTX Twin Frozr 4S OC(GeForce GTX780)
ストレージ SSD 256GB+HDD 1TB
電源 Seasonic SS-760XP2(760W 80Plus Platinum)
PCケース COOLER MASTER Elite130 Cube(キューブ型)

*グラフィックボードは劣化と熱暴走により改装時にはすでに退役し中継ぎ用にGTX980Tiを一時的に使用

Haswell世代のi7ならM.2を使いたいといった贅沢を言わない限りはストレージの交換やグラボの交換で十分事は足りる。あと自作機においては注意が必要なのは電源だ。特に劣化した電源が元でマザーやグラボも道連れにして全滅というのはありがちな話だが80Plus Platinumの電源で使用状況も悪いものではないため今回はこのまま流用。

で今回の改修内容はグラボとストレージの交換、そしてCPUクーラーの換装の3点だ。

セレクトしたパーツは以下の通り

GeForce GTX1080 Crucial BX200 AXP-100 Muscle

・グラフィックボード:MSI GeForce GTX1080 GAMING X 8G
・CPUクーラー :Thermalright AXP-100 Muscle



そして改修作業第一段階、マシン内の掃除とCPUクーラー交換

Elite130

今回はCPUクーラー交換に伴いマシンは一旦全て解体し掃除から。

と言っても月に1回ほどエアダスターで埃を吐かせてたり部屋自体も極端に汚いほどではないため細かい埃が付いてたほどだったのでエアダスターでこれまでの掃除で取れなかった埃を吐かせケース内をウェットティッシュで拭く程度で十分。

と言っても意外とケースファンの裏側は普段の掃除では取れない埃が結構残っておりウェットティッシュがあっという間に真っ黒に。


加えてHDDを固定する防振ゴムも見事にボロボロで「くっついてるだけマシ」な状態だったため取り外して新しい防振ネジで止め直し。


続いてマザーボード、幸い埃も酷くなくエアダスターで軽く埃を吐かせるだけで十分、で、今日でリテールクーラーはお役ご免に。



リテールクーラーを取り外してグリスの塗り直し。周辺部分は既に劣化が始まりパサパサになっていた。


わかりにくいもののこのリテールクーラーもまたファンの裏側は埃がびっしり、ヒートシンクには虫も挟まっていた。


グリスはCPUクーラーにも付属しているが今回は熱伝導率が高いThermal grizzlyのグリスをセレクト。

Thermalright AXP-100 Muscle

CPUクーラーは新たにThermalright AXP-100 Muscleに換装。小型ながらも6本のヒートパイプに大口径ファンはガッツリ冷える。ただメモリやグラボの干渉もあるので設置方向は事前にしっかり確認しよう。


SSDの交換含め再配線まで全て完了。今回のケースはいわゆる「裏配線」ができないケースなのである程度まとめてバンドでまとめておくしかない。少々ゴチャついているように見えるものの、それでも必要な配線だけにとどめ、余ったケーブルもバンディングするなどで見栄えだけでもいくらかは改善された。昼過ぎに初めてここまでの作業でおよそ7時間。今度は第二段階のシステム移行へ。