2018年2月9日金曜日

ケースファンを交換しただけで一苦労

自宅機のケースファンを交換した。

一昨年あたりから例年冬場になると冷え込みのせいなのかケースファンの軸ブレが激しくほぼ常に壊れた換気扇のような轟音を響かせながら稼働していたがとうとう我慢ならずケースファンの交換に踏み切った。

筆者の使用している筐体はCooler Master Elite 130 Cube
ケースファンは前面の120mmファンと右側面の80mmファン。

で、今回はこの2か所を交換。
当初は前面のみ交換を考えていたが右側面側も軸ブレがひどいため両方とも交換することになった。


前面はMasterFan Pro 120 Air Balance、筆者としては極力ブランドを統一させたい方針であったがCooler Masterは80mmファンを出してないため右側面はオウルテックの汎用ファンで交換することにした。


早速組み込み開始。120mmファンは標準は3ピン電源だったがMasterFANはPWM4ピン電源のためソフトウェア経由でのコントロールが可能になった。後右側面も標準は3ピンのみだが交換用のファンは3ピン+ベリフェラル4ピンのため電源供給の補強にもなった。

が、筆者の環境はMini-ITX。ファン交換だけでもいったんすべてばらしたうえでの作業。結構これが精神的にしんどい。


ええ、ケースファンを交換しようとしただけでこれです。
で、クリーニングを兼ねてエアダスターを使うと意外と掃除が行き届いてない箇所もあり埃の塊が一挙に部屋中に飛び散る事態に

筆者の戦意が著しく低下。


で、ケース標準の120mmファンは押しピン方式だったが交換用のファンはねじ止め方式。
追加でM3の長ネジを追加購入したうえで設置。


そんなこんなでどうにか組み込みを終え、作業開始からおよそ5時間経過してやっと再組み込み完了。悲劇はこの後起きた。

起動するもOS読み込まず、ただ黒画面に「Reboot and Select proper Boot device~」のメッセージで呆然。
後にSATAの接続順序がごちゃごちゃになっていたため読み込み順序が狂ってOSが起動できなくなっていただけというあまりにもお粗末なオチであったがここですべての気力を使い果たししばらく放置という有様になった。

1日明けた後、システムドライブのSSDだけにして再度起動


修復プログラムの起動で時間はかかったものの最終的に復旧したので何よりではある。
ここまでの作業でおよそ2日に跨いで作業をするという結果に。

ケースファンを交換するだけでここまで一苦労するとは思ってもいませんでしたよ。

まあ教訓としては
・Mini-ITXはいったん組むとメンテナンスが非常に面倒。自作で組むなら通常のATXがベスト。
・メンテナンスでいったんPCをばらす時はSATAの接続に要注意。どこに何を接続しているのかを事前に写真にとるなりメモに残すなりで控えておくこと。忘れた場合はシステムドライブのみを接続した状態で再起動して問題なく起動できたなら最後に残りのストレージを接続すること。

で、おしまいに接続後の所感

軸ブレで四六時中壊れた換気扇のような音を立ててたPCが一気に静かになった。ただ右側面側の80mmファンは風きり音が大きいものの軸ブレに比べれば思ったほどではない。

というより軸ブレの方がシャレにならないレベルでうるさかっただけですけどね。

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