2018年5月12日土曜日

自宅クラウド構築記:外部接続設定編

ようやくNASを購入してから半年以上たって転職やら帰省やらなんやらでごたごたしながらも自宅クラウド環境の構築がひと段落した。

今まで検討してた内容のうち、データの移行とiTunesの同期元の一元化まで完了した。
今回は外部接続のうち、VPNとWebDAVの設定で持ち出し用のノートPCで自宅外の環境(パブリックWi-Fiやデザリング環境)からもNASにアクセスできるようにするという内容だ

設定に当たって必要なことは以下の通り
・DDNSの設定(IP直打ち以外にDNS接続ができるようにする)
・VPNとWebDAVサーバーの設定
・ルーターのポート転送の設定

設定に当たっては今回筆者は下記サイトを参考にさせていただいた。この記事では手順やその画面は下記サイトほぼ同じ通りなのでやり方や方法は下記サイトから確認するのが手っ取り早い。
Synology NASをWebDAVでアクセスする方法 - ホームネットワーク研究所
Synology NASとVPN接続をする - ホームネットワーク研究所

WebDAV接続・VPN接続とも事前準備としてDDNSの設定とルーターのポート転送の設定が必要となるのであらかじめ済ませておくこと。(ポート転送の設定項目は使ってるルーターにより異なるが多くの場合は「ポート転送」や「ポートマッピング」といった名前で項目があるのでそこから設定しよう)


筆者のルーター(WG1200HS)での設定画面はこの通り、NASのIPを打ち込んでそれぞれ必要なポート番号の設定をここでまとめて設定しておこう。コメントアウトも忘れずに。(しないとあとで混乱するぞ、特に素人は)

DDNS設定・ポート転送設定とVPN、WebDAVそれぞれの設定を一通り終えての動作確認だがWebDAV・VPNとも問題なく動作。(ちょうど実家に一時帰省していたのもあってVPNも実家から動作確認も合わせてできた)
ただ難点としては自宅のNASへ直接アクセスする形式なので出先からiTunesにアクセスするとき、特にPodCastやアプリのダウンロードやiPhoneの同期を行う際は自宅でやるときに比べて非常に遅くなるという点が結構厄介だ。

単純にNASのデータにアクセスする分ならWebDAVで問題ないがiTunesのライブラリの参照やiPhoneの同期は注意が必要でWebDAVだけではそのまま読まない(ライブラリのファイルにアクセスするルートが違う)。そのためiTunesのライブラリにアクセスする場合は別途WebDAV経由でライブラリファイルを読み込む設定に変更するかiTunesを起動する前にVPNで接続しよう。

追記

今さらですがブログタイトル変更しました。
もうすでに(というかこの記事書いてる時点ですでに3カ月前!)パーツショップを辞めてるのでパーツ屋ではないですからね。現在の仕事に合わせてマイナーチェンジです。


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