2020年2月11日火曜日

久々の自作:VMware ESXi用ホスト機

かれこれ数か年ぶりにPCを自作した。

仕事用で。

職場でインフラ検証などで使ってたVMware ESXiの親機が故障してしまい急ごしらえせざるを得なかったので急遽秋葉原へダッシュして部品一式を調達して組み立てた。

筆者のセレクトした構成は以下の通り

・CPU:Core i7 9700
・M/B:ASUS PRIME H370-A
・HDD:WD RED 3TB
・筐体:Define R5

筆者としてはVMを多数載せること、常時稼働環境であることを鑑みて電源とストレージは常時稼働用の高耐久モデルを選定した。(ちなみにBTO含め既製品PCは多くの場合電源のランクは80Plus Bronze等ランクが落ちる。)

後の祭りではあるが、稼働させるVMの台数やESXiをインストールすること、また配線などの効率性を鑑みればCPUはCore i9ないしはRyzen 9、マザーボードはintel NIC採用モデルが多いZ390を選び、SSDは2.5インチではなくM.2を購入すればよかったと組み立て後に軽く後悔した。ただ、ストレージや電源回りなどのポイントを外さない選定となったので結果としては悪くないといえる。

 筐体はいわゆる「裏配線」筐体だが、筆者は手先が悉く不器用なため、ここまで汚く配線を組み込めるのもある意味でセンスがあるといえるかもしれない。
そんなこんなで無事完成、組立開始から完成まで2時間半程度、ATXでかつ凝った構成でないため比較的あっさりと組みあがった。ただ、この後ESXiのインストールに悪戦苦闘しさらに3時間以上費やす結果となった。

ESXiインストールで、今回インストールしたのは5.5だが、NICがRealtekだったこと、また、SATAをそのままでは認識しないため別途RealtekとSATAのドライバを読み込ませたインストールメディアを作成する必要があること、また、(intel CPUの場合)VT-x機能が標準ではオフになっているため、UEFI側の設定でオンにする必要がある。

筆者がインストールメディア作成の際に参考にした手段・手順の主なサイトはここ。
大抵「ESXi SATA」「ESXi Realtek」などで検索すれば似たような情報はゴロゴロ出てくるのでここでのやった手順などは割愛する。

ESXi 6.0 のインストールで NIC または HDD/SSD が認識しない場合の対処
http://void-asterisk.blogspot.com/2015/12/esxi-60-nic-hddssd.html

そんなこんなで作業開始から正味6時間、無事ESXiのインストールまで完了し、vSphre Clientからも無事接続できることを確認して、無事ESXi環境の構築も1日で完了した。

心なしか久しぶりにインフラ屋らしいネタが書けたような気がしなくもない。

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