2016年9月16日金曜日

検証!GTX1080の実力とAXP-100の冷却力!

前回までの作業

ようやくCPUクーラーとストレージの交換、グラボの追加まで無事終わり、近代化改修も完了したが、今回の改修で何がどう変化したのか。そこで今回はベンチマークスコアによる実力検証だ。

~今回の改修内容~
【ストレージ】東芝「HDTS325XZSTA」(256GB)→Crucial「CT480BX200SSD1」(480GB)
【グラボ】MSI N780GTX Twin Frozr 4S OC GeForce GTX780→(MSI GTX 980TI GAMING 6G)→MSI GeForce GTX 1080 GAMING X 8G
【CPUクーラー】intel純正リテールクーラー→Thermalright AXP-100 MUSCLE

総合力

まずはPCMARK8による総合力のスコア比較。筆者の用途・環境を鑑みて「Home Accelerated」を採用した。
CPUやメモリの変化はなく、実質的にグラボのみが大きく変わったので写真編集や動画エンコードのテストでの差が付いた結果となった。GTX980Tiとは実質誤差程度のレベルだがそれでもGTX780とは1000近い差のスコア差を付けている。

グラフィック処理能力

続いて3DMARKによるグラフィック処理のスコア比較。DirectX11世代でもこちらはいずれも大きな差が表れた。

GTX980Tiとも2000スコア以上、そしてGTX780に至っては2倍近くのスコア差を付けての1080の圧勝だ。ただマザーボードやメインメモリの速度により流石のGTX1080も決定的なレベルのパワーが発揮できてないというのが少々残念なところだ。現行世代のDDR4メモリとマザーならまた面白い結果になったのかもしれないが、Haswell世代マザーでも十分すぎるパワーといえなくもない。

AXP-100の驚きの冷却力

続いてCPUクーラーの冷却力、今度はMSI Command Center、AfterburnerによりCPUとGPUの温度変化をチェックする。


Before

リテールクーラー時代はアイドル時ですらも80℃以上、ブラウザで複数タブを一度に開いたりゲームを少しでもしようものなら90℃以上になるのが当たり前の環境だった。よく熱暴走で落ちなかったものだとある意味感心する。


After

リテールクーラー時代では考えられなかったレベルの冷却能力。アイドル時ならほぼ50度前後、2時間ほど「Forza Mortorsport 6:APEX」などのようなフレーム処理の重いゲームをプレーしても70℃を越えるかどうかという冷え具合だ。


加えてグラボもまたForzaのような高負荷のゲームをプレーした後でも60度を越える程度。加えてグラボのみファンの回転音が高負荷処理が続くと少々耳につくもののそれでも温度が下がるとファンが停止する。

そしてAXP-100 Muscleを使って感激したことは冷えることよりも何よりも

静かであること

リテールクーラーのような風きり音が当たり前の環境で使ってた手前でもあるので今回のCPUクーラーは選んで大正解だったといえる。

ストレージの増強とグラボの交換、CPUクーラーの交換とメンテナンスだけでHaswell世代でもまだまだ現役として向こう数か年は余裕でやっていけるレベルだ。


2016/09/16 表記内容の一部誤記を修正

0 件のコメント:

コメントを投稿